
▲美しく整った真珠の婚約指輪はオーダーによるものです。
たいへん上質な真珠を使ったオーダーエンゲージリングのをご紹介しましょう。
プラチナ950で制作されたこのエンゲージリング。
中心は6ミリの真珠で近頃産出がめっきり少なくなった大変上質なアコヤ真珠を使いました。それを極小のダイアでぐるりと取り巻きます。
アームには西洋彫刻を施した古典の「巻紙の指輪」から引用した意匠です。
たいへん緻密に制作された姿から職人の情熱が感じられます。
さて、この指輪をオーダーしたKIMIHITOとYUMIKO。
お母さまの婚約指輪が真珠であるとのこと。
子供のころから事あるときに身に付ける母の姿を眺めていた彼女は、
「わたしもいつか大人になったら欲しいな・・・」と思ていたそうです。
完成した指輪をお母さまにお披露目したところ、
「横の彫刻も素敵ね!」と絶賛。つづけて「私のパールの方が大きいかもね!」と。
自分のリングに憧れて作ったYUMIKOのリングに少し照れたのかもしれません。
兎も角、会話の中から母娘関係の円滑さがうかがえます。
娘が憧れたのは母の真珠の指輪であるようで実はおだやかな母親像なのかもしれません。
きっと円満な家庭を築かれるのでしょう。
▲KIMIHITOとYUMIKOは付き合って2年くらい。
ご来店時に「お互いの好きなところは?」と聞いてみました。
YUMIKO「彼のかわいいところ。時々動物みたいな感じに思うんです。仕事している時は出来る人みたいなんですけど、ギャップが好きです。」
KIMIHITO「彼女のほどよくしっかりしているところです。一緒にいて居心地がいいです。」
・・・・
しばらくのち、YUMIKOからメールがきました。
「好きな処なんですけど私にむける優しい顔が1番好き。あと、正直で飾らないとこ。」
どうやら後で考えたら彼の大好きなところがたくさん出てきたようです。
チャーミングな女性です。
KIMIHITOは神戸、
YUMIKOは札幌出身。
結婚式は北海道神宮で行うとのことです。
designer/A子
タグ:真珠の婚約指輪